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平和公園での全面禁煙要望 広島県医師会など

 広島県医師会など4団体は4日、広島市で10、11両日に開かれる外相会合を機に、平和記念公園(中区)を全面禁煙にするよう市へ要望した。

 桑原正雄副会長たち4人が市役所で、市緑化推進部の工藤昭利部長と面会。外相会合の開催に触れ、「平和でたばこの煙のない環境づくりを」と求める要望書を手渡した。

 外相会合の参加外相らは11日に同公園を訪れる。市は公園内にある5基の灰皿のうち、屋外の3基を1日から使えないようにした。もう2基がある原爆資料館南側の喫煙ブースは8日から使用を禁止する。いずれも11日までで、市緑政課は「会合期間中は保安上の理由で全面禁煙にする」としている。

(2016年4月5日朝刊掲載)

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