×

ニュース

福島復興願い 桜6本を植樹 広島銀新入行員

 広島銀行(広島市中区)の新入行員が4日、福島県内で育てられた桜6本を西区己斐上の同行研修所内にある「ひろぎんの森」に植樹した。東日本大震災から5年の節目に、被災地の復興と平和を願った。

 福島県からソメイヨシノの苗木6本を取り寄せた。池田晃治頭取が「復興への思いと平和の大切さを感じてほしい」と呼び掛け、新入行員176人が順番に根元に土を盛った。

 福山北支店に配属が決まっている千葉剛裕さん(22)は「広島の地で平和の象徴として育ってほしい」と話していた。植樹は7回目。被爆桜など計42本を植えた。

(2016年4月5日朝刊掲載)

年別アーカイブ