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被爆直後再現の映画を復活上映 松江

 原爆投下直後の広島の惨状を描いた映画「ひろしま」(1953年)の上映会が4月7日午後2時、松江市殿町の県民会館である。同市原爆被爆者協議会と同市被爆二世の会の主催。

 映画は、広島で被爆した少年少女の体験記集「原爆の子」(1951年)が原作で、広島市出身の月丘夢路さんが主演。広島市民延べ約8万8千人がエキストラとして出演し、被爆直後の廃虚と化した街や、被爆者であふれる救護所の様子を描いている。

 協議会の原美男会長(84)=松江市玉湯町=は「証言で語り尽くせない部分を補う映画。若い人に見てほしい」と話している。高校生以上千円、中学生以下は無料。二世の会Tel0852(21)1964。

(2012年3月12日朝刊掲載)

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