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[広島外相会合] 海岸彩る「歓迎」の光 宇品でイルミネーション始まる

 広島市で10、11両日にある外相会合の歓迎ムードを高めようと、5日夜、南区宇品海岸で約1万個の電球を使ったイルミネーションが始まった。会合の会場になるグランドプリンスホテル広島を望む海辺一帯が11日まで幻想的な光に包まれる。

 午後7~10時に点灯。護岸のフェンス約100メートルに取り付けられた発光ダイオード(LED)の電球がシャンパンゴールド色に輝く。そばの宇品波止場公園の木々も、同色と白の2色で彩られている。

 県、市など官民18団体でつくる支援推進協議会が企画。9、10両日は午後8時から10時まで、同園内の「パラダイスの塔」にライトを当て、海や空の空間をサーチライトで照らす光の演出もある。

 市の森沢寿幸・外相会合担当主幹は「いよいよ会合が始まるという市民意識の高まりにつなげたい」と話している。(渡辺裕明)

(2016年4月7日朝刊掲載)

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