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[広島外相会合] 「希望」ブレンドコーヒーを提供 卸・小売業者の組合

 中国地方のコーヒー豆の卸・小売業者でつくる中国コーヒー商工組合青年部(広島市東区)が開発したコーヒー「希望の香り」が、広島市で10、11日にある外相会合の会場で提供される。メンバーは世界の要人に飲んでもらえることを喜んでいる。

 「希望の香り」は2年かけて開発し、2013年に発売。コロンビアやブラジル産の4種類の豆をブレンドして、酸味と甘みのバランスを重視した。東日本大震災の復興や世界の平和を祈って名付けた。

 青年部によると、約800杯分の豆を用意。南区のグランドプリンスホテル広島での食後やレセプションで提供される予定という。開発メンバーで寿屋珈琲飲料社(中区)の割方隆史さん(33)は「大変光栄。明日へ希望を願うメッセージが伝われば」と話している。(口元惇矢)

(2016年4月9日朝刊掲載)

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