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平和の思いパレスチナへ 与党副事務局長が広島訪問

 パレスチナの与党ファタハのジブリール・ラジューブ中央委員会副事務局長が12日、広島市役所に松井一実市長を訪ねた。

 ラジューブ氏は事実上の核保有国とされ、紛争が続くイスラエルに対し「核兵器を解体するべきだ。広島の経験を世界が学ぶ必要がある」と強調。松井市長は「核兵器廃絶や平和への思いを持ち帰り、伝えてほしい」と述べた。

 ラジューブ氏は外務省の招きで来日し、広島訪問を希望した。この日は原爆資料館(中区)を見学し、被爆者から体験を聞いた。(胡子洋)

(2012年3月13日朝刊掲載)

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