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世界遺産の宮島見学 記念撮影や「舞楽」鑑賞 広島外相会合

 外相会合は初日の10日昼、会場のグランドプリンスホテル広島(広島市南区)での歓迎レセプションでスタート。外相らは討議後、同日夕にチャーター船で世界遺産の島・宮島(廿日市市)を訪れた。

 外務省などによると、外相らは厳島神社で大鳥居をバックに記念撮影後、伝統芸能「舞楽」を鑑賞。参加者はリラックスした様子で、きらびやかな衣装での舞に盛んに拍手を送った。ケリー米国務長官は、自身のスマートフォンで写真撮影していたという。この間、観光客は神社に近づけないよう規制された。

 続いて島内の旅館の離れで夕食を取りながら約1時間40分、テロ対策や難民対策などをテーマに意見を交わした。夕食には、広島牛や瀬戸内海の穴子など地元の食材をふんだんに使った料理や広島の酒などが振る舞われたという。(長久豪佑)

(2016年4月12日朝刊掲載)

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