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東日本大震災1年 復興・平和 重なる思い 4県人会など募金呼び掛け

 広島市や周辺市町で11日、東北地方の県人会メンバーや、学生たちが震災被災者を支える募金活動を繰り広げた。「広島から継続的な支援を」と訴えた。

 県内在住者でつくる青森、岩手、宮城、福島の4県人会の約60人は、同市内と府中町の計3カ所で活動。イオンモール広島府中(府中町)では15人が立った=写真。広島青森県人会の山口章会長(70)=東区=は「これからも故郷の仲間を応援したい」と力を込めた。

 広島大のボランティア団体などによる街頭募金は、同大や広島修道大の学生たち約100人が参加。中区の本通など市内7カ所で声を張り上げた。広島大3年一ノ瀬麻由さん(21)は「もう一度、どんな支援ができるか考えたい」と話した。

 中区のアリスガーデンや廿日市市のボートレース宮島などにも募金箱が置かれた。県赤十字血液センター(中区)は同日、献血を呼び掛けるキャンペーンを始めた。

(2012年3月12日朝刊掲載)

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