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　昨年４月、大地震に見舞われたネパールの現状を学ぶ報告会が２３日午後１時から、広島市佐伯区新宮苑の五日市公民館である。

　震災後に現地で支援活動に携わる同市中区在住のネパール人カルキ・パラメソールさんが、死者約９千人、家屋被害９０万戸に及んだ震災の被害と復興の現状を伝える。ネパールのお茶を飲みながら意見交換もできる。

　１９９４年の広島アジア大会で同市内の公民館が取り組んだ「一館一国運動」で、同公民館がネパールを担当したことから企画した。定員３０人。無料。２０日までに申し込む。同公民館Ｔｅｌ０８２（９２２）８３３３。

（２０１６年４月１２日朝刊掲載）