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「高宮被爆者の会」結成 「友の会」に代わる新組織 安芸高田

 安芸高田市高宮町に住む被爆者たちは15日、高宮原爆被爆者の会を結成した。会員の高齢化で3月末に解散した高宮町原爆被爆者友の会に代わる新組織で、元会員41人で再出発する。

 当初約190人いた友の会の会員は高齢化で約100人に減少。活動に参加できない会員も増えたことから昨年11月の役員会で解散を決め、会員の有志で新組織の検討を進めてきた。

 同町のたかみや人権会館であった結成式で、元会員の亀井和則さん(72)を会長に選出。亀井さんは「平和の願いを継承していきたい」と話した。広島県被団協(坪井直理事長)に再加入する方針。事務局は同会館に置く。(山成耕太)

(2016年4月16日朝刊掲載)

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