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「世界の子ども笑顔に」 広島県ユニセフ協10周年で集会

 国連児童基金(ユニセフ)を支援する県ユニセフ協会の設立10周年の記念集会が16日、広島市中区であった=写真。次の10年に向け、若い世代の賛同者を増やし、活動を活性化させていくと確認した。

 約100人が出席。会長の越智光夫広島大学長(63)は「地域紛争やテロなど混迷と不安の時代。世界の子どもを笑顔にできるよう募金などを続ける」とあいさつした。

 続いてユニセフに約30年間勤めた関西学院大の久木田純教授(61)が講演。モルディブで栄養不足と病気の対策を練った経験や、カザフスタンでの自殺予防の取り組みを話した。

 市内の大学生は、若者向けにユニセフをPRした昨夏のボランティア活動について報告した。(堀晋也)

(2016年4月17日朝刊掲載)

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