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海軍記録画 61点を展示 呉で企画展

 旧日本海軍の歴史を絵でたどる企画展「海軍記録画」が14日、呉市宝町の大和ミュージアムで始まった=写真。幕末から日中戦争初期までの計61点が並ぶ。5月21日まで。

 日本海海戦の連合艦隊司令長官東郷平八郎たちを描いた「三笠艦橋の図」は、所蔵する三笠保存会(神奈川県横須賀市)が初めて他の施設に貸し出した。海上自衛隊第1術科学校(江田島市)が保管する「水上機の活躍」は初公開。

 戸高一成館長は「歴史資料として当時の状況を考えながら見てほしい」と話している。大学生以上400円、高校生300円、小中学生200円で常設展示とのセット料金もある。火曜休館。

 来年春は太平洋戦争開戦から終戦までの記録画を展示する。

(2012年3月15日朝刊掲載)

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