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がれき受け入れ 呉市議会 要請決議へ

 東日本大震災で発生したがれきの処理をめぐり、呉市議会(定数34)の5会派(計28人)は15日、市が受け入れるよう求める決議案を神田隆彦議長に提出した。16日の本会議で可決される見通し。中国地方でがれき受け入れを求める議会の決議は初めてとなる。

 決議案は「膨大ながれき処理の問題は決して他人事でなく、ともに痛みを分かち合うべきだ」と強調。安全性を担保した上で積極的に復興に寄与するよう求めている。

 最大会派の同志会の林田浩秋幹事長は「呉市は芸予地震などで全国から大変な支援をいただいた。被災地のためにできる限りの支援をしたい」としている。(滝川裕樹)

(2012年3月16日朝刊掲載)

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