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核軍縮 知事と議論 戸田平和研の総合所長

 戸田記念国際平和研究所(東京)のケビン・クレメンツ総合所長(65)が15日、県庁を訪ね、湯崎英彦知事と核軍縮などについて意見交換した。

 湯崎知事は県が2011年11月にまとめた「国際平和拠点ひろしま構想」を説明した。クレメンツ氏は政府高官が被爆地広島に集い、多国間での核軍縮交渉実現を目指して話し合う円卓会議の開催などを盛り込んだ構想を支持。「国家間の核の脅威が何かを明確にする必要がある」と応じた。

 クレメンツ氏は広島市の松井一実市長も訪問。その後、東区のホテルであった市民講座で、核兵器廃絶と安全保障の展望を語った。(門戸隆彦)

(2012年3月16日朝刊掲載)

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