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震災がれきに懸念の声 防府市議会分科会

 防府市議会は15日、予算特別委員会教育・民生分科会で、松浦正人市長が条件付きで受け入れを表明した震災がれきについて、安全性確保や受け入れ手順などに関する市側の考えをただした。

 委員8人が出席。放射性物質への安全対策を懸念する声が市民から出ているという指摘が相次いだ。がれきの焼却をする市クリーンセンターの藤津典久所長は「安全に処理ができる基準をつくるよう県に要望している」と説明。市民へ説明会を開く意向を示した。

 防府市には15日までに、市長の表明に関する意見が141件寄せられた。内訳は賛成14件、反対111件、質問など16件だった。(川村奈菜)

(2012年3月16日朝刊掲載)

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