×

ニュース

震災がれき処理へ一歩 広島市議会 決議提案へ 市に受け入れ要請

 広島市議会(定数55)の最大会派の保守クラブ(21人)と公明党(8人)は16日、東日本大震災で発生したがれきを市に受け入れるよう要請する決議案を開会中の定例会に提案する調整に入った。

 両会派は他会派に賛同を呼び掛ける方針。複数の会派が同調の動きをみせている。提案されれば、定例会最終日の22日の本会議で可決される見通しだ。同様の決議は政令指定都市では北九州市議会が12日に可決している。

 また広島市の松井一実市長は16日の記者会見で、がれきの受け入れについて、放射線量調査の実施主体や事務負担などの基準を早急に示し、住民に安全性を周知するよう国に求めた。

(2012年3月17日朝刊掲載)

年別アーカイブ