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岩国市教育長に市民団体質問状 育鵬社教科書採択

 岩国市の元教諭たちでつくる市民団体「岩国の教育を考える会」は27日、同市教委が本年度から4年間、公立中学校の歴史教科書に育鵬社版を採択したのを受け、佐倉弘之甫教育長宛ての公開質問状を提出した。

 西原孝夫共同代表たちメンバー5人が市役所を訪れ、市教委の担当者に手渡した。「協議の議事録を読む限り、客観的な資料に基づいて採択されていない」などとして、採択理由など9項目を尋ねている。市教委側は「持ち帰って、改めて回答する」とした。

(2016年4月28日朝刊掲載)

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