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姉妹提携3市が平和メッセージ 米ホノルル/露ボルゴグラード/独ハノーバー 40th ひろしまフラワーフェスティバル

 広島市中区の平和大通り一帯で3~5日にある第40回ひろしまフラワーフェスティバル(FF)を前に、広島市と姉妹提携している米ホノルル、ロシア・ボルゴグラード、ドイツ・ハノーバーの3市から、祭典の成功と国際平和を願うメッセージが松井一実市長宛てに届いた。

 「思いやりに満ちた地域社会の構築で平和になる」と書簡につづったのはホノルル市のカーク・コールドウェル市長。ハノーバー市のシュテファン・ショストック市長はスピーチ動画を寄せ「祭典で生まれたほほ笑みが、核兵器のない世界の実現への呼び掛けとなるように」と願いを込めた。ボルゴグラード市のアンドレイ・コソラポフ市長は「平和の尊さが再認識されることを願う」とメールで寄せた。

 広島市は3市のほか中国・重慶市、韓国・大邱(テグ)市、カナダ・モントリオール市とも姉妹・友好提携を結ぶ。大邱市長からは毎年、3日にある親善行事に合わせてメッセージが届く。FF実行委員会とヒロシマ平和創造基金が2月、松井市長のメッセージを添え、FFを紹介する手紙を各市に送っていた。(奥田美奈子)

(2016年5月1日朝刊掲載)

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