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格差や貧困解消 メーデーで訴え デモ行進も 広島市中区

 県労連など53団体でつくる実行委員会は1日、メーデーの集会を広島市中区のハノーバー庭園で開いた。約千人が格差や貧困の解消などを訴えた。

 実行委の川后和幸代表委員は「年収200万円以下のワーキングプアが増える一方、豊かな者はますます豊かになっている」と安倍政権の経済政策を批判。「賃上げによる個人消費の拡大や社会保障の充実が必要だ」とする宣言を採択した。

 7月予定の参院選に向け、安全保障関連法廃止などの訴えを強める方針も確認した。

 集会に先立ち、参加者は2組に分かれて平和大通りなど市中心部をデモ行進=写真。「社会保障制度の改悪反対」「憲法を守り、暮らしに生かそう」などと声を上げた。

(2016年5月2日朝刊掲載)

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