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　岡山県議や岡山県内の市町村議たちでつくる「立憲主義と地方自治を守る議員の会」が２日、発足した。地方自治に影響を与える諸問題について地方議員が連携し、国に対する発信力を高めるのが狙い。

　岡山市北区であった設立総会には、設立趣旨に賛同した１９自治体の議員たち５６人のうち２５人が出席。「政治権力の行使は憲法の示す枠内でのみ許される」「民主的政治制度の破壊と、地方自治を押しつぶす強権的政治の進行に危機感を覚える」などとする設立趣意書を承認。共同代表に下市このみ岡山市議、原田そよ赤磐市議、山崎誠吉備中央町議の３人を選んだ。

　今後、情報交換会や会の目的に沿った各議会での意見書の発議、安保法制違憲訴訟原告団への加入などの活動を予定する。山崎共同代表は「議員が連携して、平和と民主主義を守っていきたい」としている。（加茂孝之）

（２０１６年５月３日朝刊掲載）