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模擬投票じっくり判断 益田 島根県内各地で憲法を考えた

 3日の憲法記念日に合わせ、ゴールデンウイーク(GW)中の島根県内各地で憲法をテーマにした集いが相次いであった。

 日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会は、「全国一斉! 国民投票シミュレーション! 私たちの意思を示そう!」を益田市須子町の市人権センターで開いた。

 憲法への関心を深め、国民投票への意識付けを図る狙い。全国各地の取り組みに合わせ、県内でも約80人が集まった。

 夏の参院選から選挙権が18歳以上に引き下げられることから、架空の「ミライ市」を舞台にした模擬投票を実施。「教育費の負担を減らす」「地元産業の振興を図る」など3候補の公約を比べながら、投票した。

 同協議会憲法委員会の佐々木誠司委員長(35)は「憲法に関心を持ち、自身で判断して投票することが大事」と話していた。(江川裕介)

(2016年5月4日朝刊掲載)

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