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大学生、来場者と折り鶴作り 広島女学院 40th ひろしまフラワーフェスティバル2016

 広島女学院大(東区)の学生有志が平和記念公園で「折りづるひろば」を設け、来場者に折り鶴作りを呼び掛けた。学生たちは、同公園で同大が開いた原爆の子の像建立記念式典に参列し、千羽鶴をささげた。

 学生たちは来場者に折り紙を手渡し、一緒に折った。家族3人で訪れた南区の主婦土生(どい)直美さん(43)は「一人一人の願いが平和につながれば」と期待を込めた。

 FF期間中、来場者が折った折り鶴は約7千羽を数えた。同ひろば実行委員長の3年谷口泉さん(20)=佐伯区=は「多くの人が興味を持ってくれた」と感謝していた。

 原爆の子の像は、被爆から10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さん=当時(12)=の同級生たちが募金を呼び掛けて建立し、1958年5月5日に除幕した。(佐藤憲佑)

(2016年5月6日朝刊掲載)

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