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熊本地震 支援呼び掛け 岩国基地親善デー 日赤などが募金活動 「早い生活再建を」

 岩国市の米海兵隊岩国基地で5日にあった基地開放イベント「日米親善デー」。準備期間中に発生した熊本地震を受け、会場では市民が被災地に向けて義援金を募る支援活動も見られた。(野田華奈子、藤田智)

 会場では、日本赤十字社岩国市地区と主に市内で活動するガールスカウト県第37団がそれぞれ募金活動をした。日本赤十字社の募金に参加した岩国総合高3年の柴田帆乃香さん(17)は「少しでも早い生活再建につながってほしい」と、来場者に呼び掛けていた。

 会場で取材に応じた米海兵隊岩国基地のロバート・ブシェー司令官は「被災者に心を寄せ、日米両国の友情と協力関係をさらに築いていきたい」と強調した。

 被災地への物資搬送で岩国基地からも発着した垂直離着陸輸送機MV22オスプレイのデモ飛行を今回初めて実施したことについては、「機能を理解してもらういい機会になった」と述べた。

(2016年5月6日朝刊掲載)

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