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辺野古への砕石搬出契約調査を 市民団体が山口県に要望

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に向けた同県名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事に、山口県内の砕石が使われる可能性があるとして、市民団体が9日、県内採石業者と沖縄防衛局との搬出契約の有無の調査と結果公表などを求める要望書を県に提出した。

 「『辺野古に土砂を送らせない!』山口のこえ」の大谷正穂代表(62)=下関市=たち18人が県庁を訪問。村岡嗣政知事宛ての要望書によると、ほかに、外来生物侵入防止へ土砂搬入を条例で制限している沖縄県への協力などを求めている。

 県側は「契約の調査は、採石法に基づく監督権限外なのでできない」「沖縄県からの協力要請はない」などと答えた。

(2016年5月10日朝刊掲載)

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