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平和公園照明 一時点灯せず ブレーカー落ちる 広島市中区

 広島市中区の平和記念公園で12日夕、大半の照明が点灯しないトラブルが発生した。同日午後9時15分ごろに復旧した。管理する市緑政課は「初めてではないか。原因究明を急ぎたい」としている。

 同課によると、原爆慰霊碑を照らすライトや通路沿いの街灯、足元灯などに明かりがともっていなかった。同課は午後8時ごろに市民の通報で把握。担当者が調べたところ、ブレーカーが落ちていた。原因は不明で、前日夜に異常はなかった。警備員は、夕方時点で点灯していなかったと話しているという。

 真っ暗の園内を歩いていた20歳代の会社員男性(中区)は「会社からの帰宅時に公園を通るが、今まで一度もなかった。オバマ米大統領が来る前なのに…」と話した。

(2016年5月13日朝刊掲載)

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