×

ニュース

「被爆実態 国民に伝える」 ハンガリー議長

 ハンガリーのラースロー・クベール国会議長(56)が16日、広島市役所で松井一実市長と面会した。被爆の実態に触れた経験を踏まえ、「二度と起こしてはならないというメッセージを国民に伝えたい」と述べた。

 クベール議長は平和記念公園(中区)で原爆資料館を見学し、被爆者の証言を聞いた後、市役所を訪問。松井市長から平和首長会議の加盟都市拡大に協力を求められ、「推進したい」と約束した。ハンガリーでは5都市が加盟している。

 クベール議長は両国議会の交流を進める参院の招きで11日に初来日し、本人の強い希望で広島を訪れた。(森戸新士)

(2016年5月17日朝刊掲載)

年別アーカイブ