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安保法廃止訴え行進 三原で市民団体

 集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法の廃止を訴えるパレードが15日、三原市のJR三原駅周辺であった。市民団体「戦争をさせないヒロシマ1000人委員会」が企画した。

 市民約80人が「戦争をさせない」などと書かれたプラカードや横断幕を手に、約1キロを行進。「子どもたちを戦場に送るな」「選挙に行って反対の声を上げよう」などと声を合わせた。6月5日に国会前や広島市などで予定されている全国的な抗議行動への参加も、通行人に呼び掛けた。

 福山市の教諭木村和也さん(44)は「戦争する国になりつつあるという危機感を広く共有していかなければならない」と話していた。

 パレードの前には、「九条の会・三原」などが、三原市城町の市民福祉会館で「戦争法と憲法改悪」と題した講演会を開いた。(山本庸平)

(2016年5月16日朝刊掲載)

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