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謝罪の有無こだわらぬ 岸田外相、強調 オバマ氏27日広島訪問

 岸田文雄外相は17日の記者会見で、ライス米大統領補佐官がオバマ大統領の広島訪問に関して原爆投下を「いかなる状況でも謝罪しない」と発言したのを受けて、謝罪の有無にはこだわらない考えを示した。

 岸田氏は「全ての被爆者の強い思いは、二度と被爆の惨禍を繰り返してほしくない、ということだ」と指摘。「大統領の訪問は、核兵器のない世界に向けた国際的な機運を盛り上げる貴重な機会。謝罪する、しないではない」と強調した。

(2016年5月18日朝刊掲載)

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