×

ニュース

原告団への参加 広島市議に要望 伊方原発訴訟

 広島、長崎両県の被爆者たちが愛媛県伊方町の四国電力伊方原発1~3号機の運転差し止めを求めている訴訟で原告団が18日、広島市議も原告に加わるように求める要望書を市議会に提出した。

 永田雅紀議長宛てで、原発がテロの標的になる可能性などを指摘した上で、「災害に強い安全・安心な町づくりを目指すのであれば、放射能災害そのものの懸念をまず排除するべきだ」などと訴えている。被爆者で原告団の伊藤正雄副団長(75)=佐伯区=が要望書を読み上げ、議会事務局の担当者に手渡した。各会派にも提出し、参加を呼び掛けた。

 原告団によると、提訴時に67人だった原告は18日現在で106人に増えているという。

(2016年5月19日朝刊掲載)

年別アーカイブ