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広告で平和発信 評価 特別賞・中国新聞社「被爆70年プロジェクト」 全広連仙台大会で表彰

 新聞や放送、広告各社などでつくる全日本広告連盟(全広連)の仙台大会が18日、「復興の力を創造の力へ~杜(もり)の都から広告の未来を発信~」をテーマに、仙台市青葉区の仙台国際センターで開かれた。地域活性化や社会貢献で成果を上げた広告を表彰する鈴木三郎助地域キャンペーン大賞の選考委員会特別賞が、被爆70年プロジェクト「THE 70th PEACE ACT HIROSHIMA」を展開した中国新聞社に贈られた。

 木原慎二執行役員広告局長が全広連の大平明理事長から賞の盾を受け取った。原爆の被害を乗り越え、世界平和を希求する新聞社として、平和のメッセージを広告紙面などで発信した活動が評価された。

 大賞は、東日本大震災の復興を支援する「今できることプロジェクト」を実施した河北新報社が受けた。地域クリエイティブ大賞の最優秀賞は、岡山県新庄村によるテレビCM「あれから10数年、村の人口は減っていた。」に授与された。

 大会は64回目で、仙台での開催は25年ぶり。19、20日は震災の被災地の見学などがある。

(2016年5月19日朝刊掲載)

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