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　オバマ米大統領の２７日の広島訪問について、山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑（山口市）は２０日、「核なき世界実現への始まりとなることを期待する」との声明を出した。

　声明文では「被爆者のさまざまな思いに寄り添いながら、核兵器廃絶のために活動を続ける」と新たな決意も示している。

　訪問に合わせて平和記念公園（広島市中区）を訪れるという岩本晋理事長（７３）は「国内でもあらためて被爆の惨状と向き合うきっかけになれば」と話した。

（２０１６年５月２１日朝刊掲載）