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平和の大切さ 中高生が議論 福山で連続講座開始

 福山空襲や平和について若者が学ぶ連続講座「ふくやまピース・ラボ」と、第2次世界大戦の戦跡巡りのガイド養成を目指す「ふくやまピース・ナビ」が22日、福山市丸之内、市人権平和資料館で始まった。

 初回は中高生たち計10人が参加。「平和な社会を築くために私がやりたいこと」をテーマに話し合った。「外国人と積極的に交流してお互いの考えを知る」や「小学校や幼稚園で平和に関する絵本の読み聞かせをする」などの意見が出た。

 同市の福山工業高2年遠藤雅也さん(16)は「平和の大切さを同世代や自分より下の世代に伝えていけるようになりたい」と話していた。

 それぞれ8月まで計9回程度講座を開く。戦跡巡りや、福山空襲の体験者への取材などを予定している。次回からの参加も受け付けている。(細田一歩)

(2016年5月23日朝刊掲載)

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