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被爆地の訪問 今後も要請を 自民議連が決議文 オバマ氏広島へ

 自民党の「被爆者救済を進める議員連盟」(河村建夫会長)は26日、世界の政治指導者たちの被爆地訪問を今後も促すよう求める決議文を政府に提出することを決めた。代表世話人の寺田稔氏(広島5区)が27日、広島市で安倍晋三首相の秘書官に届ける。

 決議文は「われわれは唯一の戦争被爆国として『核なき世界』の実現に向けた取り組みを前進させなくてはならない」と強調。オバマ米大統領の広島訪問を歓迎した上で「今後も世界の指導者に対し、自らの目で被爆の実相を見てもらうよう、広島、長崎への訪問を促すべきである」としている。

(2016年5月27日朝刊掲載)

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