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　広島県三次市小田幸町の県立みよし風土記の丘で２８日、ステージ発表やフリーマーケットなどを通じて平和を考える「ピースフェスタ三次」があった。

　ステージでは、コーラスグループやオカリナ奏者など５組が出演。長崎県から東京都まで歩いて環境保護や反戦を訴えるグループ「７Ｇバンド」は、オーストラリアの伝統的な笛ディジュリドゥを演奏し、伸びやかな歌声を響かせた。家族連れたちから手拍子が送られていた。

　７Ｇバンドの代表山田圓尚さん（４３）は「孫やその先の世代の子どもたちのため愛を分かち合い平和を考えよう」と呼び掛けた。

　フリーマーケットのコーナーでは、手作りピザや民族的なアクセサリーなどを販売するテントが並んだ。県北地域の有志でつくる実行委員会が主催した。（野平慧一）

（２０１６年５月２９日朝刊掲載）