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国への売却後初の座り込み 愛宕山を守る会

 岩国市の愛宕山地域開発事業跡地の米軍住宅化に反対する住民団体「愛宕山を守る会」の座り込みが1日、跡地を望む同市牛野谷町の広場であり、約110人が参加した。跡地を所有していた県住宅供給公社(3月末で解散)による国への売却後初めて。同会は反対運動の継続を確認した。

 国は跡地に空母艦載機部隊向け住宅や運動施設を計画。岡村寛世話人代表は、運動施設などをつくるために都市計画の変更が必要となるとして「変更手続きの(説明会などの)中で、反対の意思をアピールしていく」と訴えた。座り込みは2010年8月に開始後、今回で59回目。

(2012年4月2日朝刊掲載)

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