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核兵器禁止条約 実現要望署名を広島市長に託す 奈良県生協連

 奈良県生活協同組合連合会(奈良市)は4日、平和市長会議の会長を務める広島市の松井一実市長に、核兵器禁止条約の実現を求める1万7547人分の署名を託した。

 署名は昨年11月以降、平和をテーマにした学習会や講演会などで集めた。この日は辻由子専務理事たち4人が市役所を訪れ、「核兵器のない世界を一緒に目指す」と目録を手渡した。

 松井市長は「平和への思いを世界の為政者たちに伝える」と応じた。

 平和市長会議は2015年までの条約締結を掲げ、10年から署名活動を展開。これまでに約41万人分が寄せられている。

 松井市長は5月、オーストリア・ウィーンである核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第1回準備委員会に署名を持参し、国連関係者へ届ける。

(2012年4月5日朝刊掲載)

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