×

ニュース

原発事故 子の被害知ろう チェルノ研究者発表 松江

 市民団体「さよなら島根原発ネットワーク」は15日、福島第1原発事故を受け、チェルノブイリ原発事故が子どもに与えた健康被害を検証するセミナー「低線量被曝(ひばく)に向き合う チェルノブイリからの教訓」を、松江市白潟本町の市民活動センターで開く。

 ウクライナ国立放射線医学研究所小児放射線部長のエフゲーニヤ・ステパーノブナ氏と、ベラルーシ科学アカデミー主任研究員のミハエル・マリコ氏が講演する。両氏とも25年間にわたりチェルノブイリの事故が子どもに与えた健康被害を調査しており、がんの発症率が上昇した実態などを報告する。

 午後2~5時。入場料千円。定員120人で、事前申し込みは不要。さよなら島根原発ネットワークの芦原康江さんTel090(1336)0629。

(2012年4月6日朝刊掲載)

年別アーカイブ