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中電株主総会 山口県欠席へ 行使書は白紙提出

 中国電力の筆頭株主の山口県は7日、28日に広島市中区である株主総会を欠席し、保有する約3400万株(発行済み株式の9・2%)の議決権行使書を白紙で提出すると決めた。同様の対応は6年連続となる。

 村岡嗣政知事がこの日の記者会見で、「県として会社の経営に関与、参画しないという基本姿勢は、一貫して変わっていない。ことしも同じ対応をしたい」と述べた。

 行使書を白紙提出すると会社提案の議案に賛成したと見なされる。総会には、原発に反対する株主約30人でつくる団体が、原発からの撤退などを求める議案を提案すると表明している。

(2016年6月8日朝刊掲載)

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