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2016参院選 あす公開討論会 広島で立候補予定7人

 広島県内12の青年会議所(JC)でつくる、日本青年会議所中国地区広島ブロック協議会(小林護会長)は16日午後6~8時、広島市西区民文化センターで、参院選広島選挙区(改選数2)の立候補予定者による公開討論会を開く。協議会によると、立候補を表明している7人全員が参加を予定している。

 テーマは①米大統領選と日本の安全保障②日本国憲法―の二つ。まず、米大統領選で共和党候補の指名が確定した実業家トランプ氏が米軍駐留経費の全額負担を日本政府に求め、応じない場合は在日米軍の撤収も辞さない姿勢を示していることを踏まえ、実際に全額負担か撤退かの選択を迫られた時の対応などを議論する。その後、憲法改正や自主憲法の制定について意見を交わす。

 各立候補予定者が制限時間内に自身の考えやその理由を表明した後、参加者同士が質疑応答することなどを想定している。自己紹介や自由に思いを訴える時間も設ける。コーディネーターは県立広島大の原理講師(政治学)が務める。

 中国地方では、倉敷JCも16日、岡山選挙区(改選数1)の立候補予定者3人の公開討論会を倉敷市で開く。日本青年会議所中国地区の島根、鳥取両ブロックの協議会は12日、島根・鳥取選挙区(同)の公開討論会を米子市で開き、立候補予定の3人のうち2人が出席した。山口選挙区(同)ではJCによる開催の予定はない。

 広島選挙区の討論会は定員550人。無料で事前申し込み不要。広島JC事務局Tel082(228)0073。(松本恭治)

(2016年6月15日朝刊掲載)

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