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「原爆の子」 文章を募る 7月末に出版

 広島で被爆した少年少女の体験記集「原爆の子」を編集した故長田新(おさだ・あらた)広島大名誉教授の教え子たちでつくる「『原爆の子』をうけつぐ会」が、青年や大学生の書いた「原爆の子」に関する文章を募集している。作品は選考を経て、今年夏に出版する。

 核兵器や原発の問題を踏まえた上で「原爆の子」を読み、どう理解したか―など自分の考えを書く。2400字程度の縦書きでメールか郵送で応募する。対象は18歳以上40歳未満で、広島県内に住むか通勤・通学している人。6月18日必着。

 昨年秋に出版した「『原爆の子』をうけついで」に学生や青年から応募がなかったため実施。今回の応募分を合わせて再編集し、7月末に出版する。

 名前や年齢、性別、住所、電話番号、学生の場合は学校名と学年を書き、〒732―0052広島市東区光町2の9の24の402、原爆遺跡保存運動懇談会「原爆の子」をうけつぐ会事務局まで。メールはkyoikuken@hi.enjoy.ne.jp うけつぐ会Tel082(261)4423。

(2012年4月16日朝刊掲載)

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