ヒロシマの音色 来月９日聴く会
16年6月27日
被爆した作曲家の作品から、被爆者の心情に思いをはせるレクチャー・コンサートが７月９日、広島市の南区民文化センターである。ヒロシマに関する音楽作品の発掘やデータベース化に取り組む「ヒロシマと音楽」委員会が企画した。
８月６日の平和記念式典で毎年演奏される「祈りの曲第１『哀悼歌』」の作曲で知られる川崎優。市内の親戚宅で被爆した川崎の祈りの曲シリーズから、第５「暁の祈り」と第６「夕べの祈り」をフルートとピアノで奏でる。原爆投下当時、広島一中１年だった竹西正志の作品も２曲。動員学徒の遺品を扱ったＮＨＫのドキュメンタリー番組のテーマ曲「哀傷Ⅱ」と、「哀傷Ⅰ」をピアノの独奏で届ける。
広島在住の音楽家が演奏。ピアノをバックに、被爆詩人の橋爪文の詩の朗読もある。
午後６時半開演。２千円（前売り１５００円）。同委員会のメール（ｈｉｒｏｎｇａｋｕ＠ｈｉｒｏｎｇａｋｕ．ｃｏｍ）から申し込む。（余村泰樹）
（２０１６年６月２５日朝刊掲載）
８月６日の平和記念式典で毎年演奏される「祈りの曲第１『哀悼歌』」の作曲で知られる川崎優。市内の親戚宅で被爆した川崎の祈りの曲シリーズから、第５「暁の祈り」と第６「夕べの祈り」をフルートとピアノで奏でる。原爆投下当時、広島一中１年だった竹西正志の作品も２曲。動員学徒の遺品を扱ったＮＨＫのドキュメンタリー番組のテーマ曲「哀傷Ⅱ」と、「哀傷Ⅰ」をピアノの独奏で届ける。
広島在住の音楽家が演奏。ピアノをバックに、被爆詩人の橋爪文の詩の朗読もある。
午後６時半開演。２千円（前売り１５００円）。同委員会のメール（ｈｉｒｏｎｇａｋｕ＠ｈｉｒｏｎｇａｋｕ．ｃｏｍ）から申し込む。（余村泰樹）
（２０１６年６月２５日朝刊掲載）
