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「不思議なクニ」記録映画を上映 憲法 広島で考える 2日

 11月に公布70年を迎える憲法について考える映画上映会が7月2日午後2時から、広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザである。映画監督松井久子さん(70)のドキュメンタリー「不思議なクニの憲法」を上映する。

 与党主導の改憲論議が高まる中、2015年5月の憲法記念日から撮影を開始。ことし4月に完成した。自衛隊員の家族や憲法学者の長谷部恭男・早稲田大教授、自民党の憲法改正推進本部長を務めた船田元・衆院議員たち27人へのインタビューで構成した。

 「改憲議論を政治家のみが進めるのではなく、市民が自分のこととして捉えてほしい」と松井監督。上映実行委員会の友川千寿美さん(63)=南区=は「改憲の是非は参院選の争点。日本の今を考える契機になれば」と話す。

 1200円。実行委Tel082(285)8165。

(2016年6月30日朝刊掲載)

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