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安保法廃止訴え 有志の会を設立 島根・鳥取の大学教員

 「安保関連法の廃止を求める島根大学人の会」などが呼び掛け、島根、鳥取両県の大学教員らでつくる「立憲主義回復と違憲立法・安保関連法制廃止を求める山陰大学人(有志)の会」を30日、設立した。

 島根大、鳥取大の有志の会を中心に県境を越えて連携。情報を共有し、安保法廃止や立憲主義について考える講演やシンポジウムなどを展開する。今後は島根県立大(浜田市)や鳥取環境大(鳥取市)の教職員も参画するという。

 この日、島根県庁でメンバー4人が会見。副代表2人のうちの1人、三宅孝之島根大名誉教授は「解釈改憲の安保法が施行された現状に、危機感を抱いている。廃止に向け大きな動きにしたい」と話した。

 各大学の有志の会は昨夏以降、アピール文や声明を発表するなど、活動を続けている。

(2016年7月1日朝刊掲載)

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