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児童と俳優 原爆朗読劇 10日に三原

 原爆の惨禍を俳優たちが伝える朗読劇「夏の雲は忘れない ヒロシマ・ナガサキ一九四五年」の公演が10日、三原市円一町の三原リージョンプラザである。

 午後2時から約1時間半。全国で同劇を公演している高田敏江さんや山口果林さん、渡辺美佐子さんたち俳優6人と、市内の児童6人が出演する。広島、長崎で被爆した人たちが、肉親を奪われた悲しみや苦しみをつづった手記を読み上げる。終演後には、出演者との交流会がある。

 児童6人は6月初旬から練習を重ねている。田野浦小6年熊田耀さん(11)は「平和の大切さを言葉に込めて伝えたい」と話していた。

 市文化協会の主催。定員400人。一般2500円(前売り2千円)、高校生以下千円(同800円)。同協会事務局の市教委文化課Tel0848(64)9234。(山本庸平)

(2016年7月4日朝刊掲載)

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