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司令官「隊員ら教育徹底」 岩国基地 市長・住民と周辺巡回

 岩国市と国、山口県、米海兵隊岩国基地の関係者たちによる共同パトロールが6日夜、基地近くの川下地区とJR岩国駅近くの麻里布地区であった。

 福田良彦市長と県岩国県民局の山崎健司局長、中国四国防衛局の菅原隆拓局長、岩国基地のロバート・ブシェー司令官、地元住民たち計約70人が参加。商店街などを歩き、防犯意識の向上を呼び掛けるチラシを配った。

 終了後、福田市長は「地道な活動だが継続し、安心安全のまちづくりにつなげたい」。米軍属が起訴された沖縄県の女性暴行殺害事件などで高まる市民の不安に対し、ブシェー司令官は「米国を代表する大使であるようにと、隊員や家族、軍属に教育の徹底を図っている」と述べた。

 パトロールは岩国基地の安心安全対策の一環で毎年実施している。(野田華奈子)

(2016年7月7日朝刊掲載)

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