×

ニュース

核兵器廃絶署名 広島県庁にコーナー

 広島県は23日、核兵器禁止条約の実現を求める署名コーナーを県庁1階ロビーに設けた=写真。2015年までの条約締結を目指す平和市長会議の会長都市である広島市の要請を受けて設置した。

 署名した南区の無職岡島建夫さん(69)は「核兵器削減が思うように進んでおらず残念だ。被爆地の願いが国際社会に届けば」と話していた。

 核兵器の製造や保有、使用を全面禁止する条約実現を求める署名活動は10年にスタート。22日現在で約45万人分が集まった。松井一実市長が5月、オーストリア・ウィーンである核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第1回準備委員会の会場に持参し、国連関係者に届ける。

(2012年4月24日朝刊掲載)

年別アーカイブ