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君田中生 平和へ思い新た 「学ぼうヒロシマ」使い授業 三次

 三次市君田町の君田中で12日、中国新聞社が制作した平和学習新聞「学ぼうヒロシマ」を使った授業があった。全校生徒37人が核兵器の恐ろしさや平和の尊さを学んだ。

 生徒は8グループに分かれ、原爆で家族6人を失ってもなお広島で暮らし続ける被爆者の証言記事を読み、受け継ぎたいことをテーマに意見をまとめた。「人々が二度と同じ思いをしないよう平和な広島を守る」「核をなくさないと平和な未来は望めない」などと発表した。

 2年伊藤大騎君(13)は「戦争は罪のない人に恐ろしい思いをさせて、人生を大きく変える」と感想を述べた。

 生徒は学習の成果を平和宣言にまとめ、8月5日に同町の平和集会で読み上げる。(野平慧一)

(2016年7月13日朝刊掲載)

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