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柳井市日積で騒音測定要望 中四国防衛局に市長

 柳井市の井原健太郎市長は14日、広島市中区の中国四国防衛局を訪れ、米海兵隊岩国基地(岩国市)の米軍機とみられる騒音被害が相次ぐ柳井市日積地区に、騒音測定器を設置するよう要望した。防衛局側は現地を視察する考えを示した。

 井原市長と石丸東海市議会議長が、連名の要望書を菅原隆拓局長に提出した。会談後、井原市長は「現地を見て実態を把握してほしい」と述べた。同基地周辺は現在、山口、広島両県の7市町計20カ所で国の騒音測定器が稼働している。

 柳井市では2015年度、騒音苦情と目撃情報が急増した。岩国市に隣接する日積地区でも大幅に増え、柳井市は昨年12月、同地区で騒音測定を開始。70デシベル以上で5秒続く騒音を3月末までに31回確認した。

(2016年7月15日朝刊掲載)

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