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中・高生 2万6000人の反核署名を広島市長に託す

■記者 森田裕美

 核兵器廃絶を求める署名を全国各地に呼び掛けた広島女学院(広島市中区)、盈進(福山市)の生徒代表が17日、広島市役所を訪れ、近く米ニューヨークの国連本部を訪れる秋葉忠利市長に、約2万6000人分の署名簿を託した。

 ともに中高一貫の両校の約20人は「活動を通じ、平和のバトンを受け取る重要性を学んだ」などと思いを伝えた。広島女学院高2年丸橋綾子さん(17)と、盈進高2年有地由布子さん(16)から署名簿を受け取った秋葉市長は「若者の活動や思いもきちんと伝えてきたい」と感謝した。

 署名活動は両校が今春、沖縄尚学(那覇市)の生徒と広島、福山両市で開いた平和サミットがきっかけ。北海道から沖縄までの私立15校がそれぞれの地元で集めた。

(2008年10月18日朝刊掲載)

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