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広島の復興経験を紛争終結国支援に 31日にシンポ

 被爆から復興した広島の経験を、紛争終結国の支援にどう役立てるかを考えるシンポジウムが31日午後2時半~4時50分、広島市中区の原爆資料館地下ホールである。主催する広島県と市が参加者を募っている。

 第1部は、広島市立大の卜部匡司准教授(比較国際教育学)と広島国際大の千田武志客員教授(史学)が講師を務める。教育と医療分野の広島の復興に関する県と市の報告書を解説する。

 第2部は、広島市立大広島平和研究所の水本和実副所長が、内戦からの復興途上にあるカンボジアの現状を説明。同国の復興支援に携わる広島経済大の柾本伸悦准教授(国際協力)と昭和女子大の米倉雪子准教授(国際関係論)が取り組みを紹介し、卜部、千田両氏を交えた5人でパネル討議する。

 申込書に必要事項を記入し、ファクスや郵送、電子メールなどで28日までに申し込む。定員300人で無料。県平和推進プロジェクト・チームTel082(513)2368=平日のみ。

(2016年7月23日朝刊掲載)

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